今回は服の『着圧』ということについて少しお話させて頂きます。
圧に関して様々工夫された商品は多く出回っていますね。
《低反発枕》《高反発マット》《高圧ストッキング》・・・
最近は低反発はもう流行らないようですね。
圧には様々な身体に及ぼす効果があります。
安易に
「柔らかく感じるから低反発にしたほうがリラックスできるかも・・・」
や
「高圧にしたらしっかり支えてくれてシャキッとしてくるかも・・・」
などと考えると
後で痛い目を見ます。
人は不安定なものに支えられると不安を感じ、変に緊張感が増大し、どこかに疲れが出てきます。
逆に強く、しっかりした、ゆるぎないものに支えられると、それを体が理解し、自発的な支えを無くし、体を緩ませ、ものに頼った状態になります。
リラックスを考えて作られた低反発枕ですが、その流行が自然と高反発へ移行したことは、皆さんが体で実感された当然の結果と言えますね。
また、現在でも多く出回る
「高圧ストッキング」や「姿勢矯正ベルト」について
・・・あまり深くお話しするのはやめておきますので、調節しながら使っていただくことをお勧めします。
さて、「身体が引き締まる洋服の選び方」ですが、
ちょうどいい筋収縮を起こせる、「意識が高まる圧」なるものが存在します。
身体を引き締めるためには、ある程度の筋収縮を起こす必要があり、
筋収縮を起こすためにはその付着部である関節付近の骨に若干しっかりした圧がかかってくる必要があります。
要するに、骨盤・肋骨・肩・股などですね。(肘や膝など末梢の関節は、あまり姿勢維持の筋収縮は起こらないので、運動を制限し、逆効果の事も。)
そこへ密着する、素材が強過ぎず(革のように)、弱過ぎない(ヒートテックのように)、綿やウールなどで、若干の張りがある素材の服を着る事です。
以前「ヒートテックとライトダウンで冬太りにサヨナラ」 と書きましたが、
着圧的にはヒートテックは低すぎるので、シャキッとはなりません・・汗
ぜひコットンTシャツとの重ね着をお勧めさせて頂きます!
服の種類を調節するだけで、筋収縮量が増え、スタイル向上、楽にダイエット!
皆さんも騙されたと思って挑戦してみましょう!!
(身体にピッタリな服に抵抗がある方は、インナーから始めてみましょう☆)
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