男性と女性の不調の特徴から、生活背景からいかにして不調が起こってきているかを考えます。
一般に、女性はパソコンやその他の仕事で肩こりや頭痛などの発症をよく耳にします。
しかし、男性にはあまり多く聞きません 。
女性では歩きなどの動作による不調は、ひざの訴えが多いですが、
男性では腰痛のほうが圧倒的に多いです。
このような違いの原因は、
男女の体質の差も多少あれど、
ほとんどは男女の意識を向けるところの違いにあると考えます。
女性は座った時、背筋が伸び、顔が真っ直ぐ向いた姿勢を取ろうとし、比較的背筋は反った状態になります。
作業に移ろうとするときもこの姿勢をとり続けようとするため、頭や、手の位置だけ遠くに伸ばし、錘となって肩こりを発するようになります。
これに対して男性は、いくら姿勢を正したとしても、膝に置いた手などに重心が乗り、多少前かがみ気味で、背筋は若干曲がった状態になっていることがほとんどです。
作業をしても同様で、手や首だけで無理をしようとすることはありません。
次に立ち姿勢や歩き姿勢などにおいては、女性は自分をスリムに、小さく見せようとする気質があります。
そのため、下半身が若干前かがみの姿勢になり易く、膝に不調が来やすい状態になります。
対して男性は、大きく、多少なりとも圧力が発せるような姿勢を取ろうとする気質があります。そのため、下半身が開きやすく、動作中に腹部深層筋などに力が入りにくくなり、腰の支えが減り、腰痛を起こしやすくなります。
気質から生活様式が変わり、特徴的な不調を呼び起こすことが分かりましたか?
あなたのちょっとした考え方から、あなたを唸らす不調が出てきてしまっているかもしれません・・・・
何事も考えすぎはよくありません。
不調があれば何でも、すぐにご相談ください。
今年も淑女の皆様がよいお年を過ごされますように。
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