「もともと腰が悪いからね」
「腰が一番悪い時期もあったんだけど」
膝が悪くて治療に見える方や肩の痛みがひどくて治療に見える方の8割近くがそういわれます。(8割超えている気もします。)
よくある言葉ですが、腰は体の要-かなめ-です。そしてまた、人間においてのとても傷めやすく弱い部分でもあります。
進化の過程で動物は四足歩行から二足歩行になり、骨盤と腰の角度は著しく反りました。つまり人間の立ち姿勢や歩く時の骨盤と腰の角度は、その他の動物にはとても不可能な角度なのです。
そのため、とても機能が壊れたり、制限されやすく、デリケートな部分でもあるわけです。
人間は発達の過程で4足歩行(赤ちゃんにおけるハイハイ)から、二足歩行になり、高齢になるとまた4足歩行に戻る(杖や歩行器、手すりを使うようになる)と言われます。
その過程を辿ってしまう肝の部分が《骨盤と腰の反れる角度》なのです。
人は力がなくなったから杖を突くのではありません。
体が反れなくなり、前に傾いたままになるから杖を突くのです。
かといって、なかなか自分では腰の治療は難しいのです。しかし放っておくと膝や背中・肩などへ負担が来たり、無理に伸ばしたり反らしたりすると逆に傷めてしまうことがほとんどです。
人間の一生を考えた中での機能低下と思えば、杖を突いたり、4足歩行になる事を受け入れるのも一つかもしれません。
しかし私はこんな世の中、「死ぬまで維持可能な運動機能は維持し、死ぬ直前まで自分で思うように動いていたい」と思いますし、皆さんにもそのような人生を送ってほしいと心の底から願っています。
一度の治療を受け、人生の中で辿っていくあなたの運動機能の道順を変えてはみませんか?
ぜひご連絡をお待ちしております!
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