足が短く見える、また短くなる骨格の原因は主に五つ
- 膝の歪みーx脚・о脚
- 骨盤の開き・歪み
- 股関節の開き・歪み
- 上半身の垂れ・動きの悪さ
- 膝下の歪み・ねじれ--膝下о脚
この中でも1番と5番は同じに把握している人が多いのですが
実は≪歪みの場所は全く違う≫ので、同じ対処法では絶対に治りません。
更に5番の膝下の歪みは、骨盤のゆがみやx脚・о脚に追い打ちをかけて歪む傾向があり、
美脚の決め手と言われる膝下を短く、不恰好にします。
●各歪みの見え方・デメリット●
膝の歪みーX脚・O脚ー
- 床への直線距離が短くなる
- 横から見ると特に短足に見える
骨盤の開き・歪み
- 下半身と上半身が分断されて見える→足が短く見える
- 膝や足が伸びにくくなる→曲がったままで短く見える
股関節の開き・歪み
- ももが詰まって見える
- おしりが大きく縦長に見える
上半身の垂れ・動きの悪さ
- 上半身と下半身の筋肉が分断され、動きが不恰好になる→足が短く見える
- 内臓が落ちやすく、下半身が重く動きが鈍くなる
膝下の歪み(ねじれ)ー膝下О脚ー
- 膝から下の長さが短くなる・足が2段に見える
- 膝から下がむくみやすく、太くなる
膝下の歪み・原因と対処法
「日本人女性に特有」ともいわれる膝下О脚、
実は驚く事に膝下の歪みは、歪んでいる本人が意識的に起こしている事がほとんどなのです。
現代の日本女性のほぼ常識となっている脚の内側を開けないのがよしとされる知識のため
О脚で悩んでいる方は著しく多いものの、x脚はよほど重度でない限り気にしている、または自覚している人が少ないのが現状です。
膝下О脚は、そんな足の内側を是が非でも閉じたい女性の皆さんの無意識・または意識的な行動から生まれました。
上の写真や横の写真を見ると、二つともに共通するのは
- 踵が内から見えている
- 内くるぶしが見える
という事です。
『足角ーそっかくーの重要性』
聞きなれない言葉ですが、人間における基本的な正常歩行において「足角」とはとても重要なものです。
片足が7°~13°外にひらいていることが歩行動作(歩く姿勢)における正常であるとされています。
そのため踵や内くるぶしが内側から見えることの方が正常なのです。
『現代の日本女性』
間違った知識ではあるのですが、現代の日本女性はどうしても膝や足首だけ捻じり、内股を隠してしまいがちです。
そのため、歩く姿勢においても、膝は前向きなのに外くるぶしが前から丸見えの人も多くいます。
本当に開きやすく、閉じるべきなのは
膝ではなく、
股関節(vラインとおしり)なのです。
学生さんなど身体が柔らかく、すぐに戻る時期はまだ足の不恰好さは目立たないのですが、
年齢が進むに連れ、それは着々ととあらわになってきます。
今からまずできること
とりあえず、座った姿勢や寝た姿勢から
あなたの内くるぶしを風や光にさらすことからはじめましょう。
また、
- 内股にするときは膝も足も内股。
- 外股にするときは膝も足も外股。
脚と足のラインをねじり乱さない生活を心がけましょう!!
それでも困った時は、ガイコツセラピーの足・下半身の骨格矯正で素早い解決を☆